嗚呼 ナルニア<第1章>
SFもキライ。
・・・と思ってました。しかしただの食わずギライだったのですね。ここ2年の間に『指輪物語』を完読。『ハリポタ』『スター・ウォーズ』を堪能し、今年ようやく『ナルニア国物語』を読み終えました。そのすべてにハマったワタシ。(爆) 特に『ナルニア』は聖書のようなニュアンスもあり、読んでいてためになることも多々アリ。ただのファンタジーで終わらない物語だからこそ、長く愛されてきたのですねー。読書指南いただいたファンタジー師匠 harunoさん に敬意を表し、同じタイトルつけてみました。
C.S.ルイスの『ナルニア』もJ.R.R.トールキンの『指輪物語(The Lord of the Rings)』も、中世 暗黒の時代から各民族が統治され、国づくりを行う過程を描いたかのようだと言われています。実在したかしないか、妖精エルフや鍛冶屋のドワーフ、小人のホビット。一角獣や半神半獣のフォーン等、伝承上の生物たちもこの頃登場したんだとか。ファンタジーの世界ですので、真相をつきとめようなんて試みてはいけません。。。(汗)
総仕上げに、映画版『ナルニア国物語』をDVDで観てみました。「第一章:ライオンと魔女」。『ナルニア』全7巻の中でも、いちばんすきなお話です。戦火を逃れ、地方の古いお屋敷に疎開してきたペベンシー家の4兄弟(ピーター、スーザン、エドマンド、ルーシー)が、ある日別世界・ナルニアへ。ナルニア―この地上のどこにもない想像上の世界。偉大なライオン・アスランがつくった自由の国。そこでは不思議な生き物が暮らし、獣たちはものを言い、誰にも縛られることなく自由に暮らしていた。・・・が、今や、悪い魔女の魔法で雪に閉ざされ、永遠の冬の中に・・・。ナルニアを救うため、アダムとイヴの子供たちが、アスランと共に白い魔女に挑む物語。
とりわけ第一章がすきな理由。それは悪玉の中の悪・白い魔女の存在にほかなりません。他のお話にも登場する魔女さんですが、第一章のキレぶりの比ではない。演じた女優ティルダ・スウィントンさん、コワすぎ!ナイスなキレっぷりです。この方、『コンスタンティン』で大天使ガブの役もされてたようですが、イイですねー。はちゃめちゃで! 善玉悪玉ぱっきりすればするほどより楽しめるのは、香港映画好きだからかもしれず。。。わかりやすいの大好きです♪
そんな魔女のワナに、これまたまんまとかかってしまう次男エドマンド。こういうキャラクターも必須。・・・人間ってこんなもんです。ターキッシュ・ディライトってお菓子食べたことがないので、その好奇心に私も負けてしまいそう。。。 ちなみに こんな お菓子らし。やたらカラフルですけど、旨いのですか、コレ?
キャラもキャストもさることながら、装飾・美術もすばらしかった。注目すべきはいかにも怪しげな”衣装だんす”ナルニアへの入口となるアレです。・・・いかにも怪しいデキでしたね。(笑)うさんくさくってデカくって、まさにイメージ通り。木の装飾が施してあったけれど、あれはやはりりんごの木?深読みしちゃいます。
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