2007年1月 4日 (木)

びびびびび

 いきなり何事?・・・とお思いでしょうが、こんなタイトルでも、実は歌舞伎な話題です。Photo_161
 お正月なので、おめでたく「壽 初春大歌舞伎」を観に、松竹座まで行ってまいりました。なんせ、大好きな演目がかかっていたもので♪
 歌舞伎十八番の内 「毛抜(けぬき)」☆
 ”毛抜”って、そう。まさにあのけ・ぬ・きデスヨ。歌舞伎を観始めたばかりの頃、この演目を観て以来、どっぷり。今回は海老蔵の弾正を堪能いたしましたー♪すきな曲をくり返し聴くように、すきな演目って何度観ても楽しいですねぇ。初春・初笑い。歌舞伎で明けるとなにやら景気がよいわいなぁ。
 
 お話は、何者かがお家を乗っ取らんとする陰謀を企てているのを、科学推理劇さながらに、粂寺弾正(くめでら だんじょう)が解決する。という痛快ストーリー。
 朝廷から差し出すように言われた家宝の短冊は無くなってるわ、姫は髪の毛が逆立つという奇病(!)で文屋豊秀にお嫁入りできないわで、さんざんな小野春道邸。そこへ主人・豊秀の使者として粂寺弾正が、姫の様子伺いにやって来ます。
 春道との面会を待つ間、毛抜や小刀の小柄が踊り出し、「ここは化け物屋敷か?」と不思議に思いながらも、事の真相を見事に突き止めた弾正は、悠々と屋敷を引き上げてゆく。。。というもの。
 
 この粂寺弾正。バッサバッサと悪を斬る~正義の味方でありながらも、愛嬌たっぷりなのですき。
 お屋敷で大分待たされる弾正。・・・ヒマなのです。ヒマなので、煙草箱を持ってきた小姓とお馬さんごっこで戯れたり、お茶も持ってきた腰元にセクハラしてみたり、主人のお使いでありながら、いろいろおイタをしてしまう。そして怒られて恥をかいても、笑ってすませてしまう。(笑) どこかニクめないキャラクターなのです。
 
 ちなみにタイトルの「びびびびび」。この時に登場します♪ セクハラされた腰元・巻絹が、怒って弾正に一喝するセリフが「びびびびび」。正確には、「びびびび・・・び。」? はじめて観た時はわが耳を疑いましたが、「義経千本桜 ― 市村釣瓶鮨屋の場」でも見たことが・・・。 「なにさ、フンッ!あんたなんて!!」って意なのでしょうか?歌舞伎ではお馴染みのセリフのようです。
 セリフついでに、「やっとことっちゃうんとこな(やっとこどっこいうんとこさ?)「暫」でも出てきてましたが、なんかカワイイんですよねー。
 この「びびびびび」があるからというわけではないですけど。この待たされるシーンが一番のお気に入り。
 待たされてる弾正が、(舞台なのでわかりやすく)でかい毛抜がゆらゆら踊り出すと、「むむっ?」と驚いてみたり、つついてみたり、見得を随所にキメ、事件解決へと観客を誘ってくれます。いろいろおイタをしてても、使者になるだけあって、実はキレもの!弾正さん。
 
 海老蔵の弾正は今回が初役になるそうですが、カワイかったですね。そしてやっぱりカッコいい。。。見得きるときの、お顔がヨイです。ばっちりキマってた☆ 成田屋の三升の紋と”海老”をあしらったお衣装がステキな海老蔵・弾正は、花道でも見得をきり、颯爽と去ってゆかれました。なんかお正月からイイモノ見ちゃった♪ 1月26日までやってますので、よろしければみなさまも足をお運びくださいませ。
 
 松竹歌舞伎サイト: 初春大歌舞伎 (歌舞伎美人)

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2006年12月10日 (日)

祝☆十八代目

 白状しますが、華人ばかり追いかけてるばかりではありません。日本にもステキな御仁はいるわけで。。。
 たとえば中村勘三郎さん。めっさファン歌舞伎にハマり出した頃、会う人みんなに「(当時)勘九郎さんの舞台はゼッタイ観なあかんよ。めちゃめちゃおもしろいから!」とオススメされまくったので、さぞおもしろいんでしょう。と、観に行った『夏祭浪花鑑』の団七・勘九郎さんに、ドボン!とりあえずよくハマるひとなのです、ワタシ。(笑)
 全身全霊舞台人。そんな言葉がピッタリなすばらしい役者さん。舞台狭しと客席まで駆け回り、汗びっしょりで見得を切る。よく笑い、怒り、そしてよく泣く。人間味たっぷりな勘三郎さんが大すきです。
 昨年、中村 勘三郎の名を襲名され、十八代目となられた勘三郎さん。そのお披露目公演最後を飾る「吉例顔見世興行」を観に、京都・南座まで行ってきました。
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 先月30日の初日を5日後に控えた11月25日、出演する役者さん達の看板を掲げる「まねき上げ」が行われました。これが南座に掲げられると、今年ももう終わり。この「まねき」。隙間なく客が入りますように。という願いをこめて、隙間なく板いっぱいぎゅうぎゅうに名前が書き込まれてあるんだそうで、独特のまるっこい書体は”勘亭流”と呼ばれています。京の師走の風物詩となっている行事だけあって、同時に舞妓さんの花かんざし( コチラ )にもまねきが掲げられるんだとか。カワイイ♪
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今日の京都は雨も上がりお天気。
雨上がりなのでいつもより美しく見える
鴨川です。
 
 
 私たちが観たのは昼の部。
 「義経千本桜」 佐藤 忠信狐:勘三郎の配役発表を見て、全員一致で決めました。TVでしか見たことのなかった勘三郎さんの忠信狐が、生で観れるなんてシアワセです。でもその前に”襲名披露”と銘打つだけあり、おめでたい演目など。
 
 「猿若江戸の初櫓 朝日新聞
 南座といえば、すぐそばの四条河原でかぶき踊りを始めた出雲の阿国。それに初世 中村 勘三郎が江戸に出て中村座を立ち上げるまでを絡めた中村屋ゆかりのお話。猿若を中村 勘太郎、阿国を中村 七之助が演じます。
 余談ですが、来年五月には、同じく南座で、玉三郎さんが「阿国」を演じられるそうで♪そちらも楽しみ。
 江戸での興行が決まったお礼に。と、最後でみせる猿若の舞の勘太郎、すばらしかったです☆ 拍子も「とうとうたらりたらりら」とリズミカル。小気味いいほど、その拍子に合っていて観ていて心地よかった♪ 襲名披露公演にふさわしい幕開けです。
 
 三大敵討ち。こちらもおめでたい演目「寿曽我対面を経て、いよいよ「義経千本桜」の世界へ!
 
 「道行初音旅京都新聞
 一面の舞台が登場し目を奪われます。ここは吉野山。兄・頼朝に追われる義経は、愛妾・静御前に形見として初音の鼓を与え、佐藤忠信に静を託し、落ちのびます。しかし目的の九州へ向かう途中、嵐に遭い、吉野山で匿われている。という設定。それを耳にした静が、忠信を共にして、吉野山までやってきた。という場面。
 この忠信、ホントは狐。静の持つ初音の鼓の皮に張られた狐の子が、親を慕うあまり、忠信に化け、静に付き従っているんです。 なので、静が「ポーン」と鼓を打つと、突然舞台に現れるという仕掛け。花道に仕掛けられたスッポンという穴から、舞台がせり上がり、いきなり飛び出てくるので、楽しい♪この演目の見どころのひとつです。
 歌舞伎をおもしろいな。と思うのは、何年も昔の人たちも、この演目、こんな仕掛けを見て、同じように驚いていたのかなぁ。と想像して楽しめること。歌舞伎だけぢゃなく、オペラやバレエもそうですね。伝統芸能ってロマンを感じます☆
 
 「川連法眼館
 ちょっとおかしな忠信と、義経が匿われている館へようやくたどり着いた静御前。でもなぜか、すでに佐藤 忠信(本物)が義経に拝謁してたりして・・・? どちらが本物の忠信か詮議が行われます。
 おかしな忠信に、「舞の稽古」だとかなんとかいって、ポンポン鼓を聴かせる静ちゃん。ふと気づくと、忠信の姿が見えず、はて何処へ?と思っていたら、ピューーッ! 思わぬところから本性を現した忠信狐が登場☆
 衣装が変わっているのはモチロンですが、勘三郎さんさすがです。動きのみならず目つきもすっかり狐モード。クンクン」「カーンと狐の鳴き声も加えつつ、親を慕う気持ちから忠信になったいきさつを語ります。それを聞いた義経があはれに思い、鼓を狐に与えるのでした。
 ちょっといぶかりつつ、でもうれしい忠信狐の様子が、最高☆ 鼓を抱えてほおずりするところとか、あはれな子狐の情感たっぷりで印象的です。最後は狐六方で花道から引っ込み。それを見送る 仁左衛門さんの義経&勘太郎・静も絵になるステキな舞台でした。
 
 最後は心中もの「お染久松」
 歌舞伎に心中ものは多いけど、結構事実を元にした物語が多い。これは早まらないよう、通りすがりの女猿曳がいさめるお芝居ですが、結局愛し合う二人はとまらない。って話でしたね。七之助、ホントにキレイで驚きました。
 
 ということで、時間(休憩も入れてですけど・・・)観てきました。 (笑)
 襲名披露公演は出演者が豪華なだけでなく、繰り出す演目も壽ものが多くてイイですね♪ まだ師走も半ばですけど、一足はやく正月がきたような華やかな気分になりました。
 祝☆十八代目 中村
 18。十八。末広がりで、なんだかおめでたい勘三郎さんのご襲名。もうご存知の方はもちろん、歌舞伎未体験者さんにもぜひ観ていただきたい公演です。忠信狐は節目節目でしか演らない演目だそうですので、この機会にぜひ! チケットまだあるかしら・・・
 
 松竹歌舞伎サイト: 吉例顔見世興行 (歌舞伎美人)

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2006年7月17日 (月)

エビ玉公演 『海神別荘』

Photo_216  VAN-DALISM in TOKI 「O-!」  の前に日本の美。歌舞伎座の七月大歌舞伎『海神別荘』を幕で見てきました。坂東玉三郎さんと市川海老蔵の6年ぶりの共演作品。初日開けての週末ということもあって、なんと立ち見・・・。海老蔵出演作品で立つのはこれで実は二度目です。まさか歌舞伎座でも立ち見になるとはね。 はー。。。でも期待通り、舞台は素晴らしく、お話はおもしろく、あ・・・っという間の一時間半でした。

 
 
 まず幕が上がった瞬間に息をのみます。今回の公演は泉鏡花特集ということで、この世のものではない世界がバンバン出てくるお話ばかり!その中でも『海神別荘』はとりわけ幻想色の濃い舞台設定。果たしてどんな舞台が登場するのやら・・・と思っていたら、「ここは歌舞伎座?」と思えるほどの、ロココでキッチュな舞台が目の前に。特に珊瑚でできているという設定の琅殿の若様のイスの装飾がスゴかったです!(笑)
 わたつみの財宝と引き換えに、海底へと捧げられた一人の美女(玉三郎)。海底深くの琅殿では、公子(海老蔵)が輿入れを待ち望んでいました。女房・黒潮騎士に伴われて波に乗り、ゆらゆらら~とやって来た美女は、公子から寄せられる深い愛情に幸せを感じ、自分が無事であること、さらに海底での豪奢な暮らしぶりを陸の家族に報告したいと公子に申し出ます。一度海底のものを口にしたものは、人間にはもはや蛇の姿にしか見えないということを告げられても言うことを聞かず、陸へ出かけてしまう美女。案の定、陸で人間たち、父にも忌み嫌われ傷つき戻ってきてしまいます。美女は公子を責めたて、ついに公子を激怒させてしまうのですが・・・。
 ラストは「此処は極楽でございますか」と問う美女に、「ははは、そんな処と一所にされて堪るものか。おい、女の行く極楽に男は居らんぞ。男の行く極楽に女はいない。」つまり極楽とは男も女も超越したところにあるのだ・・・よ。という公子のセリフで幕を閉じます。玉さまは天才なので、その美はいつものごとく完璧だったのですが、海老蔵もうまかったー。公子のイメェジそのままでした。時折「○○だ・・・よ。」と美女を諭すところとか好き♪ちなみにこの公子は『浦島太郎』に登場する乙姫様の弟のようですねー。
 舞台の前半部は、琅殿で公子が美女を待つシーンが続きます。お付きの侍女ズがここで公子の暇つぶしをお手伝い。美女の国の東海道道中の歌を歌ったり、人間道中双六(叶姉妹みたい・・・)で遊んだりして楽しいです♪
 「一は三、かな川へ。(侍女一人進む) 二は一、品川まで。(侍女一人また進む)・・・」
公子の言葉に一喜一憂する侍女ズの反応がいちいちかわいかった。この舞台を見たせいか、帰りに”東海道中膝栗毛滑稽双六”というものを買ってしまいました♪(笑) 主演俳優さんも気になりますが、歌舞伎のお楽しみはこういうところにもあるんですよねー。というか、今回の『海神別荘』は、歌舞伎という範疇にはくくりきれないものがありました!最近そういう舞台多いように感じますが、古典と共に大好きです☆ 
 
 ヴァネにエビ玉。おまけにこの週末は、海賊来襲ということで、ジョニー・デップとオーリーが来日!さすがにこんなスゴイ人↓ 060710010551  060710010553
 
 
 
 
 
・・・だったらしく、行きませんでしたが、まさに和(洋)中折衷男前づくしの江戸紀行でございました。当分ぼーーーっとしそう。。。

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2006年6月26日 (月)

玉さまのAMATERASU

 坂東玉三郎さんの『AMATERASU(アマテラス)』千秋楽を観てまいりました。
 高天原でスサノオの乱暴狼藉ぶりに怒った太陽神アマテラスが、天の岩屋戸にお隠れになったことからこの世は闇に・・・。光を取り戻すため、八百万の神々が宴を開催。その騒ぎを耳にしたアマテラスが姿を現し、この世に光が甦ったという日本神話を基にしたストーリー。誰もが知っているお話。さらにシンプルなことから、玉さまがどう演じられるのか前からとても楽しみでした。
 Amaterasu_2

 

 

 

  ・・・で、
 スゴすぎ!!!!

 

 足球世界杯のスーパーセーブぶりを見て、川口のことを”神”だと思いましたが、玉さまのアマテラスに比べたら、オーラは100000分の1にしか値しません。はじめの登場シーンから足音もなくお出ましになられた玉テラスさま。それだけで会場全体が彼の一挙一動に魅入られているのを感じました。どんな舞台でも玉さまの存在感て、スゴイです。コレを”神”と呼ばずして何と言えよう。。。
 コラボの「鼓童」も、以前仏人からオススメされていたものの、今日まで公演を観る機会がなかったのですが、衝撃!ステージから劇場全体。大地をも揺るがすかのような和太鼓の響き。昔、バリ島ヌガラで見た、竹ガムラン(ジェゴグ)を彷彿させるようなトランス感を感じました。
 シンプルな舞台設定。お衣装に至るまですべてが完璧。特に光が失われる瞬間の演出は息を飲みましたねー!後に再び光が射し込むシーンでは、感極まった玉さま迷さんが、「玉さまーーぁ!」と絶叫する場面も。。。(爆) 誰もがそう叫びたくなるような”歌舞伎”という範疇を超えた壮大なステージでした。
 
 昨日は千秋楽ということで、カーテンコールもPlusieres Fois!いつもより長く玉さまを見ることができ、幸せです。これぞ千秋楽のお楽しみ♪特に今回は鼓童式幕〆だったので、とまどうカワイイ玉さまの姿も垣間見れました♪最後は”和歌山式”でシメのごあいさつ。”和歌山式”とは、はじめ人差し指一本から始まり、一本ずつ指を増やして拍子を取るやり方だそうです。チョチョチョンチョチョチョンチョチョチョンチョン・・・と人差し指で拍子を取る玉さま、めちゃんこお可愛かったです。そうこうしつつも”アマテラス”キャラを崩さない玉さまは、まさに役者の鑑!”神”ですね。

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2006年5月11日 (木)

玉さまの鷺娘

 坂東玉三郎さんの『鷺娘』『日高川入相花王』観てまいりました。(・・・といってもシネマ歌舞伎ですが。)

 『日高川入相花王』は、人形浄瑠璃を歌舞伎舞踊化した「道成寺」物で、人形振りでみせる趣向が楽しい作品。恋する安珍へ嫉妬と恨みの激情を燃やす清姫を、玉三郎さんが微細に、リアルな表情で表現されています。まるで本当の人形浄瑠璃を見ているかのような錯覚に陥りました。スバラシイ☆ 今回、はじめて映像で見ましたが、舞踊のしぐさや、菊之助の人形遣いの巧さや、薪車の船頭の人形振りの滑稽さなど細かな表現まで観賞できてとてもヨカッタです。一度舞台をご覧になられている方にもオススメですよ。

 NY・ロンドン・ベルリンなどで喝采を受けた『鷺娘』もラストシーンがこれ以上なく美しく、とても印象的でした。

  妄執の雲晴れやらぬ朧夜の恋に迷いしわが心

の置唄で、雪のしんしんと降る水辺に、綿帽子・白無垢姿の鷺の精(玉三郎)が登場。恋に悩み身をはかなむ様子を表現し、のっけから美しく息を飲みます。その後、”引抜き”(今着てる衣裳を素早く脱ぎ次の衣裳を出す技法)白から艶やかな赤地の衣裳へ一転して町娘に!闇夜から現世に戻る一瞬です。そして若い娘の恋を綴っていきます。更に転じて”ぶっ返り”。(性格や形相の大変化を表現するため、上半身の衣裳に仕掛けをして引抜き、半分下に垂らす技法) ラストは再び鷺の精に戻り、地獄に落ちて、修羅の責苦にあうという三段構成の舞踊となっています。

 降りしきる雪の中を地獄の責め苦に悶え苦しむ部分は映像の美しさに気を取られ、見入ってしまいましたが、次のような唄を唄っているようです。

  そうぢゃえ それが浮名の端となる
  添うも添われずあまつさえ
  邪見の刃に先立ちて此世からさえ剣の山
  一じゅうのうちに恐ろしや地獄の有様悉く
  罪を糺して閻王の鉄杖正にありありと
  等活畜生衆生地獄或は叫喚大叫喚
  修羅の太鼓は隙もなく
  獄卒四方に群がりて鉄杖振り上げくろかねの
  牙噛み鳴らしぼったてぼったて
  二六時中がその間 くるり くるり
  追い廻り追い廻り終にこの身はひしひしひし
  憐れみたまえ我が憂き身
  語るも涙なりけらし

 清姫の安珍への激情しかり、恋の妄執とはかくのごとく怖ろしきものなのかしら・・・。

公式サイト:シネマ歌舞伎 坂東玉三郎-鷺娘

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