2007年3月18日 (日)

輝けるフランス女たち

 毎年ヨコハマで華やかに開催されているフランス映画祭
 今年は東京・大阪の会場も加わり大々的に開催! とは知っていたけど、そのままにしておりました。 「カトリーヌ・ドヌーヴ来日」のニュースを見て、あ。来てたんだー。と、のんきにチェックしたのが昨夜おそく。
 大阪会場でもオープニングセレモニー! ゲスト来場!!
 で、あわててチケット手配したらとれちゃった♪(爆) 大阪・なんばまでは来てくれなかったドヌーヴの新作観がてら出かけてきました。
 
Photo_168  『輝ける女たち』
 
 以前、 フランス男たちの挽歌 でフランスオジたちのいぶしぎんを語りましたが、フランス女たちも負けてません!
 し・か・もフランスを代表する女優 カトリーヌ・ドヌーヴエマニュエル・ベアールの競演ときたら、ゴーするしかないカモ。
  
 ストーリーは、南仏ニースにある古いキャバレー「青いオウム」のオーナーが亡くなるところからはじまります。 彼の死をきっかけに疎遠だった家族が再び会することに。。。 
 この「青いオウム」。ノスタルジックな装飾でかなりいい雰囲気のキャバレーなのですが、ココの看板歌姫・レアを演じるのがベアール。 『8人の女たち』に続き、歌ってますー♪ 葬儀にこっそり現れたドヌーヴもあながちお店と無関係のひとではなさそうですヨ。ま、観てからのお楽しみということで・・・
 
 二度の離婚歴を持つオーナーの息子と元妻たち。 離婚したての娘に、10も年下のカレシがいる息子。。。 一緒に過ごすうち、なおざりにしてきた過去のわだかまりが少しずつ少しずつ解き放たれ、皆が新しい一歩を皆が踏み出すまでを描いた物語。
 はじめは日曜ヨル9:00に放映されてるありがちなドタバタファミリー劇なのかなぁ。と思って観ていたのですが、途中からなにやらじんわり。 いくつになっても家族は家族。年を経てまたちがったあり方ができるものなんだなぁ。とあったかい気持ちになれる作品でした。
 この作品の原題ってLe Héros de la Famille(家族のヒーロー)”。 さてさて観られた方の目には、どの登場人物がヒーロー(中心人物)に映ったのでしょう? 公開は4月頃だそうですので、よろしければ確認してみてください。
 
 
 ・・・と。
 この映画を観る前にオープニングセレモニー@大阪があったわけで。。。 0_6
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
1_66  『逃げろ!いつか戻れ』のレジス・ヴァルニエ監督(たぶんそう・・・)と、 『情痴アヴァンチュール』 の主演女優 リュディヴィーヌ・サニエがホスト役となり、代表団を紹介してくれました。
 リュディビーヌ・サニエはフランソワ・オゾン監督の秘蔵っ子。 かわいいかわいいと思っていたけど、ホントにかわいいひとですねー。 水色ワンピにフリルをつけて、白いソックス+丸トゥ靴でご登場☆ しかも生アシですよ。若っ!!!
 レッドカーペットでお出迎えしたとき、誰なのか?な野次馬さんたちにもそのスタイルは「かわいいー!」と絶賛でした。 側まで来てくれたので、がしっと握手♪ 「Bienvenue Osaka(ようこそ大阪へ~)」トカナントカ言おうと画策してたのに、「コンニチワー」と笑顔で返され、ビックリ! そのまま「こんにちわー」と返しておきました。 まったく何のためにフラ語をやっているのやら・・・
 
 サニエは今年フランスで公開された 『Moliere. にも出演。
 ローラン・ティラール監督(←あやふや)となかよく握手を交わす姿がほほえましかったです。
 Moliere1 Moliere2
 
 
 
 
 
 
席が遠かったので
写真が暗いデス。
ザンネン。 
 
 
Photo_170  サニエもかわいかったけれど、
 いちばんかわいい女の子は、このこ。
 『CALL ME ELISABETH』のアルバちゃん。
 入場時も律儀に握手してくれてて、ニコニコうれしそうなのが印象的でした。カワイイー
 
 
 
 
Photo_171  ハナシそれました。
 お目当てがもう一方 ブノワ・マジメル
 サスペンスもの 『石の微笑』 フィルム・ノワール 『暗黒街の男たち』 。 今年は二作品が映画祭に出品されているようで楽しみです。 
 
 
 しかーし。ちょっと雰囲気が変わってて、紹介されるまでわかりませんでした。(笑) 細面の美青年。ってイメェヂだったのが、いつぞや暗黒街に染まっちゃったのかしら???
 
Flandres  カンヌでグランプリに輝いた
  『フランドル』 チーム。 
 ブリュノ・デュモン監督&主演のサミュエル・ボワダンです。
 なぜか仏男たちって黒のスーツがお好き・・・? 
  
2_54  
 オープニング上映された『輝ける女たち』チームも来阪。
 マリアンヌ役のジェランディン・ベラスも一緒にパチリ。
 劇中でベッド・ミドラーの名曲を披露してくださったので、『薔薇之恋』ファンとしてはドキドキでしたワ。 フランス語ヴァージョンも新鮮ですネ♪
 
 ナドナド・・・日本人監督も含め、十数名が大阪なんばに大集結☆
 Photo_173
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 最後は大阪のミナサン、ありがとう。」と、来場者にニホンゴでお礼を述べ、去ってゆかれました。
 
 フランス映画祭@大阪の開催は3月20日まで。 この機会に新作フランス映画を堪能してみられては~?
 
 公式サイト: フランス映画祭 2007   

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2007年3月 2日 (金)

ちょこっとフランス史② Les Normands

 錯綜する台湾イベント情報に右往左往しておりましたが、現在は小康状態。。。 それはそれでブキミですが。(笑) 来週のお祭りを前に、なおざりになっていたフランス史のつづきなど。 本日は、ノルマンディーのお話です。
 
 ノルマンディーといえば、カマンベールはじめ、たくさんのチーズにりんごのお酒・カルヴァドス。 木組みのお家が立ち並ぶカワイイ街並み・・・いろんなイメージがありますが、この地は、第二次世界大戦を終焉に導いたノルマンディー上陸大作戦が行われた地であり、さらに遡ると、1204年フランスに併合されるまで、ヴァイキングが建国したノルマン公国があった地方。 歴史的に奥ふかーいところなのです。
 Cotentin半島を東へ。海岸にほど近いところに位置するBayeux(バイユー)Office de Tourisme de BAYEUX )という小さな街に、有名なタペストリーがあるのをご存知でしょうか?  
 ノルマンディ公 Guillaume(ギィヨーム)が、ヘイスティングスの戦いに勝利し、英国王・ウィリアム1世となるまでを刺繍で描いたもの。 ウィリアム英国王(征服王)の王妃の手によるものから、「王妃マチルダのタペストリー」と呼ばれています。 高さは50cmと小さいながらも、全長70mにも及ぶ長い長いタペストリー。 元々は大聖堂の壁に飾られていたものだそうですが、戦火を逃れ、製作から数世紀経ても色あせずほぼ完全なカタチで残っているのはまさに奇跡☆ まったく歴史を知らなかった私でしたが、マンガ・・・もとい、絵巻物語のようなそのストーリーに魅入ってしまいました。
 
 どんな物語も愚か者が一人いるだけで盛り上がる・・・というもので、このタペストリーにも一人、ハロルドというひとがキチンとキャスティングされています。このひと、ウィリアムの義兄弟なのですが、なにやら波乱万丈の生涯だったようで♪ タペストリーと共に追ってゆきましょう。
 
1_  死期を予感したエドワード英国王が、ノルマンディー公ギィヨーム(ウィリアム)を次期王位継承者として選び、それを伝える使者にハロルドを遣わすところからはじまりはじまり。
 
 ハロルドの一行は、船でドーバーを越え、一路ノルマン公国を目指します。
 
 ・・・が、風で流されて、船は隣国に漂着。英国人のハロルド一行は、何ヤツ?!と、いきなり逮捕!(爆)
2_tvrold_1  それを聞いたウィリアムは身代金を支払い、身元引受け人に。 おかげでハロルドは無事釈放~♪
 このシーンにひそかに登場している”Turold”さん。 当時は時の人、「ローランの歌」の作者なんですよ。 隠れキャラ♪
 
3_  助けられた上、ウィリアムの娘までお嫁にもらってしまったハロルド。 恩に報いるため、コナン(ブルターニュの一公国)との戦いでウィリアムを助けます。
 かの有名なモン・サン・ミッシェルもここで登場! 当時は陸の孤島だったんでしょうねぇ。。。
 
4_  コナンとの戦いを征し、意気揚々と帰途。 バイユーに着いたところでようやく使者の役割を果たせるハロルド。 聖遺物に手を置き、ウィリアムに誓いを立てます。
 
 
5_  
 英国に戻ったハロルドを待っていたのは、エドワード王の
 
 
 
6_  ウィリアムへの誓いはどこへやら・・・???
 これに乗じて、ハロルドの戴冠式?! 勝手に英国王になってしまいましたヨ。 オイオイ・・・
  
 
7_  その直後、なぜか空にはハレー彗星が・・・! (爆)
 なんというタイミングで飛んできちゃったのでしょう。。。
 
 
 臣下国民が「凶兆だ。」「不吉だ。」とざわざわざわ。やっぱり悪いことはできませぬ。 個人的には、ココのハロルドの驚き顔がお気に入り。・・・マンガのようです♪ププ
 
8_  その頃、ノルマン公国では、ハロルドの裏切りをウィリアムが知ったところ。
 奪われた王位を取り戻すため、ウィリアムはいざ英国へゴー!
 
 戦いの前に祝宴など開き、正統派ゆえに余裕。。。 「おごれるものは久しからず。」と言いますものねぇ。 ちなみにこのシーンから当時の食生活も偲べたりできるので、歴史的にも貴重な資料となっているらしいですヨ。
 
9_  ヘイスティングスの戦い
 馬上の騎士の躍動感が伝わってくるようです。
 これぞ中世・・・
 
 
10_  一時、ウィリアム負傷説が流れますが、「わたしは無事だ。」と自ら兜を脱ぎ、皆に健在を示したウィリアム。 ノルマン軍の士気はここでまた一気に盛り返してきたんだそうな。
 
11_  ここまできたら、もはや一環のオワリ。
 ハロルドは敵の矢を受け、息絶えます。
 きゃー。目にささってるし。
 裏切り者の末路ってとってもイタイのですね・・・
 
 
 現存するタペストリーはここで終わっていますが、1066年にヘイスティングスの戦いを征したノルマン公ギィヨームは、征服王ウィリアムと呼ばれ、英国王となるわけです。
 あはれハロルド。
 ま、でも自業自得とはまさにこのこと。 人のものを勝手に取ったらあきません。 ・・・おかげで楽しませていただきました♪ ※タペストリーの全編は コチラ でどうぞ。
 
 「王妃マチルダのタペストリー」は、フランス三大タペストリーのひとつとも言われているそうです。 ロワール地方Angers(アンジェ)「ヨハネの黙示録」は知らない間に見ていたので、あとひとつ。 パリのクリュニー美術館でかの有名な「貴婦人と一角獣」を拝めば、制覇カモ。。。

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2006年12月23日 (土)

Joyeux Noël!

 明日はクリスマス・イヴ。サンタさんがプレゼントを持って来てくれる聖夜です。 フツウに考えるサンタさんて、やさしくてニコニコしているイメェヂ。・・・が、こわいサンタさんもいるそうで。。。(爆) 
 ↓こんなの。。。
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 日本でももはやお馴染みの仏映画監督、パトリス・ルコントの新作Noël au balcon(バルコニーでクリスマス)でお目にかかれるようです♪ この作品、Didier Tronchet原作の『Houppeland』というマンガ( fnac )を原作に製作されるコメディ映画なんだとか。このサンタ軍団が実写になるとこ、ちょっと興味ありますねぇ♪
 
 架空の国”Houppeland”は、毎日がクリスマスのすばらしいところ。毎晩が聖夜のお祭りなので、ユーモアのないつまらない人間は、サンタクロースやBrigade des Joyeux Drilles(憲兵?)たちに直ちに連行され、処罰されてしまう・・・同時に恐怖の国でもあるのです。(!)
 暴虐無人なサンタたちに対抗しようとついに国民が立ち上がり、レジスタンス運動を展開。主人公のRene Poliveau(主演のダニー・ブーン)が、その騒動に巻き込まれてゆく・・・という、ブラック・ファンタジー・コメディ(そんなジャンルあるんですか?)的なオハナシになるそうな。来年5月中旬に、プラハでクランクイン。なので、来年のクリスマスには公開されるかもしれません。
 
 ルコントといえば、『髪結いの亭主』『仕立て屋の恋』、最近では 『親密すぎるうちあけ話』 etc.etc... コメディというよりはどちらかというとねっとりした空気の作品が多いような気がするのですが、来年の新作は一味も二味もちがっているようで。久々に楽しみなフランス映画です。 ( ALLOCINE.com
 
 このところ中華熱にうかれてフランスのことがおろそかになっていたので、ついでに来年の新作フランス映画の話題もちょこっとご紹介。。。
 
 【クラピッシュの得意技『PARIS』】
 '60年代のフランス映画はヨカッタ・・・懐古ばかりしている私ですが、このひとの作品はほぼ観てます。
  セドリック・クラピッシュ公式サイト
 バスティーユを駆けずりまわり、猫のgrisgrisを探す『猫が行方不明』。初期の『百貨店大百科』もヨイです。このひとの映画の軽快なテンポがすきなのかもしれません。
 
 2007年の新作の舞台はパリ。で、タイトルがまんま『PARIS』。(笑) それぞれの登場人物にまつわるエピソードをmixして描く社会派コメディとなる予定だそうです。クラピッシュお得意のジャンルですね♪
 とりあえずキャスト陣が豪華! ジュリエット・ビノシュ、クラピッシュ作品の寵児:ロマン・デュリスに、最近ルコントの『親密すぎるうちあけ話』にも出演したファブリス・ルキーニetc. キャストがわいわい。ワタシの好きな群像劇になる模様。この方々がパリを駆けまわるのが待ち遠しいですー。 ( european-films.net
  
 【コメディエンヌ ヴァレリー!】
 色がやたらとPOPでカワイかった『カドリーヌ』、見れてないけど『パレ・ロワイヤル!』。独特のユーモアを放つ、ヴァレリーは名コメディエンヌです。
 彼女の新作Agathe Cléryも2007年にスタンバイ。
 ( ALLOCINE.com
 それまでに今年の話題作『パレ・ロワイヤル』(詳細: Cinema topics )を観ておきたいんだけど、乗り遅れました。。。くぅ。
 
 【クレール・ドゥニ en AFRIQUE】
 来年カメルーンでクランク・インする『White Material』。幼少期をアフリカで過ごしたクレール・ドゥニが共同執筆した脚本であることはモチロン、これまたキャストに注目です。
 イザベル・ユペール!
 ヌーヴェル・ヴァーグ時代の美しさを未だ失わない、フランス名女優。彼女がドゥニの色に染まるとどうなるのでしょう♪ お相手はリュック・ベッソン『Subway』主演のクリストファー・ランベール。この取り合わせ、どうなのー?!期待☆
 ( ALLOCINE.com

 【まだまだクロード・シャブロル】
 『美しきセルジュ』『いとこ同志』を撮りあげ、'60年代から現在に至るまで精力的に作品を世に送り出しているクロード・シャブロル。次なる新作『La Fille coupée en deux(二つに切断された娘)を製作中だそうです。いったいいくつなのだ?・・・もはや不明です。
  注目のキャスト陣は、ノッテル若手女優リュディヴィーヌ・サニエブノワ・マジメル。すでにリヨンの近郊とリスボンで撮影を行ったとか。
 なんだかおっかないタイトルですが、これは1906年6月にニューヨークで起こった殺人事件を元にしたもの。ひとりの若い女が著名な作家と恋に落ちるのですが、結局 身分不相応な億万長者との結婚を選んでします。。。さて、結末はいかなるものに???  ( Comme au Cinema.com
 
 最近のフランス映画は、コメディ志向にあるらしい。なので来年もコメディ映画が主力かも。。。元来のフランス映画のイメージを維持する、往年の名監督たちの新作に余計期待が高まりますね☆

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2006年11月17日 (金)

ボジョレー解禁 ジョセフも解禁

 昨日は大変な一日でした。なんせボジョレー解禁日。+ ジョセフ・チェン 日本公式サイト のいきなり解禁日でもあり、朝からしっちゃかめっちゃか!(笑) このところ、まるで生きた心地がしないんですけど。。←私だけでしょうか?
 神様~っ!無事、小綜に会えますよーに・・・!!
 ・・・って、桑原和夫のごとく祈るばかりです。初来日ファンミまで残り二週間!いよいよですね♪
 Photo_119
 一心地つくため、とりあえず
 ボジョレー祭
 気を落ち着かせるにはやはり呑むしかないのです。(←アルちう)
 実はあんまり好きではない、ボジョレー。若すぎでシブすぎ!ですがここは”Festival”ということで♪やっぱり毎年呑んでしまうのです。なにかとかこつけて呑んでますー。(笑) なぜか休みもキチンと取っていたので、ヘイジツ昼間、みなさんがシゴトに勤しまれているのを横目に見つつ、のんきにグラスを傾けておりました。スミマセン・・・
 
 毎年11月の第3木曜日を解禁日にようやく飲める、フランス”Beaujolais”村の”Nouveau”(新しい)ワイン、ボジョレー・ヌーボー☆ 今年のブドウでつくった今年のワイン。つまりは新酒です。味はともかく、わざわざデキャンタに移したり、くるくるグラスを回したりしなくとも、スイスイ呑めるお手軽さがすき。今年のブドウはあーだこーだとか言いながら、スイスイやってきました♪
 ボジョレーのくせに、売り切れ店続出だった2003年ものには及ばないまでも今年もなかなか!チーズも美味しく、嗚呼しあわせ♪ はじめて飲んだ、タイユヴァンのために造られたヌーボー:Beaujolais Villages Nouveau Vieille Vignes Les Caves Taillevent )ってのが、やたらと美味しかった☆ Vieille Vignes(”樹齢の高いブドウの木”の意)の名の通り、古木から採れるブドウのみで造り上げたものだそう。それでかなんでか、ボジョレーのくせにどっしりしたお味なんですわー。チーズに合う合う♪♪ なんせ一生行くことなんてないかもしれないパリの三ツ星レストラン・タイユヴァン。ボジョレークラスならなんとか味わえるのだ☆
 
 ほろ酔い気分で街をぷらっとしてたら、カワイイお洋服を発見! ボジョレーの勢いもあって、即買いです。(爆) 何に着てゆくかはもはや言うまでもありませんね。ププ 12月が待ち遠しいよう♪

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2006年11月 4日 (土)

ちょこっとフランス史① La Gaule Romaine

 フランス語で歴史のクラスが開講されたので、習ったことをおさらいがてら紹介していこうと思っています。どこまで続くか自分でもナゾですがよかったら読んでいってください。
 
 ジュリアス・シーザーの『ガリア戦記』といえば有名。ローマ帝国がガリア(つまり現在のフランス)を治めた過程を記した回想録です。ではVercingétorix(ヴェルサンジェトリックス)というひとはご存知? ガリア部族のひとつ、Arverne(現在のAuvergne地方)の王で、シーザーに激しく抵抗したことで有名なフランスの英雄。降伏のときも、馬上から降りることなく、シーザーと対峙したと言われているそのひとです。
 Vercingtorix_jette_ses_armes_aux_pieds_d
 
 
威厳・・・というか、
大人気ないだけ? 
 
 
 
 
  
 (「Vercingétorix jette ses armes aux pieds de César」  de Lionel Royer)
 
 ここまで聞いて、ワタシ・・・地雷を踏んでしまいました。
 
 「ガリアが統一していたとしても、さすがのローマ軍にはかなわなかったんぢゃないんですか?」
 
 この言葉をきっかけにしゃべくりたおした先生。そうでしたフランス人ほどJe m'aimeで、Patrioteな国民もいないんでしたネ。(汗)
 有名なアレシアの戦いとか見てるとなかなかどうしてスゴイ抵抗ぶり。ドイツ方面やらスペイン方面、ドーバー越えたイギリスの民族が同盟組んでたら、ローマの繁栄もなかったかもしれません。
 抵抗もむなしく、Vercingétorixはローマで囚われの身となったあげく、処刑されます。しかし彼は今でもフランスをはじめて統一しようと試みた英雄として、フランス人の心に残っているのだそうです。
 01
 フランスの有名なマンガに『Astérix le Gaulois』公式サイト. )というのがあります。ローマに侵略されるガリア(フランス)において、最後まで抵抗し続けた4つの村のお話。Parc Astérix というテーマパークまで作られ、フランスではディズニーより人気のキャラクターなんだそう。
登場人物の名前を見てみると・・・
 
 戦士:   Astérix(アステリックス)
 僧侶:   Panoramix(パノラミックス)
 力持ち:  Obélix(オベリックス)
 吟遊詩人:Assurancetourix(アシュランストリックス)
 村長   :Abraracourcix(アブララクルシックス)
 
ガリアの英雄Vercingétorixにちなんだ「ix」で終わる名前が使われていておもしろい♪さらにこの名前は言葉あそびになっていて、Astérix(アステリックス)は”Astérisque (星)”、Obélix(オベリックス)は巨石を運ぶキャラクターということから、パリのコンコルド広場にもあるObélisque(オベリスク)を指すなど、それぞれ意味を持っているのです。マンガを読みながら、言葉あそび。さらにかつての英雄にまで想いをはせて・・・フランスの子供たちってなんだかスゴイ。アニメもやってますので、フランスに行かれたら探してみてください☆

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2006年9月23日 (土)

GAINSBOURG et BIRKIN

 シャルロットの新アルバム『 5:55 』のことを書いたら、GAINSBOURGが聴きたくなってしまいました。
 フーーーッ。。。
 久々にタバコでもふかしたかのようなダダでシュールな気分に♪ (タバコなんて吸えないんですけど・・・きぶんきぶん。)
 Je_taime_moi_non_plus_1
 '60~'70年代フランスの伝説的カップル:Serge GAINSBOURG(セルジュ・ゲンズブール)Jane BIRKIN(ジェーン・バーキン)。二人を知ったのは、とあるミニシアターで出会った『Je t'aime moi non plus』。ニホンゴに訳すと「・・・愛しているわ。ああ、俺も・・・そうぢゃないよ。」というタイトルに代表されるような屈折しまくりの映画でした。ゲンズブールが監督で、バーキンが主演。曲も二人でデュエットしてます。・・・どうコメントしたらいいのでしょう。その昔、TVで緒川たまきがMy Favoriteだと持ってきて、流れている間中、ただただ真っ赤になって座っているしかなかった。 ・・・と、まぁ。そんな曲です。(笑)
 Cannabis
 10年前はゲンズブール死後○周年ブームみたいなものがキテて、このテの映画がぢゃんぢゃんかかってたんですよねー。(懐) ゲンズブールがバーキンに出逢った『スローガン』に、殺し屋セルジュがステキな『ガラスの墓標』etcetc。。。20近くも歳の離れたイギリスの小娘バーキンに、少しずつ魅かれていったゲンズブール。ダンスもできないくせに毎回誘いに来て、恥ずかしそうに踊る。そんな不器用な彼にバーキンも魅かれていったのだそうです。 増税に反対して500フラン札をTVで燃やしてみたり、国家「La Marseillaise」をレゲエ風にアレンジして、ちょっとヤバイ事態になったり・・・いろいろビックリ逸話の多いひとですが、本当はテレ屋さんだったのですね。そういうところがまたゲンズブールの魅力なのだと思います。 その魅力・才能からB.B(ブリジット・バルドー)や、バンブーなど、女性遍歴も数多く。。。でも私はバーキンと一緒にいるときのゲンズブールがいちばんすき☆ 二人とも生き生きしていて、すごくステキなんですよー!まさに伝説のカップルです♪
 Jane_et_gainsbourg
 舌ったらずの若妻:バーキンを得てからのゲンズブールは、一気にロリータ旋風をフランスに巻き起こします。ジャケ買い必至の「Histoire de Melody Nelson」HMV fnac )、「Vu de l'Exterieur (ゲンズブール版女性飼育論)HMV fnac )、「L'Homme à Tête de Chou (くたばれキャベツ野郎)HMV fnac )etc・・・。 いっぱいありすぎるので、私は「De Serge GAINSBOURG à GAINSBARRE」HMV fnac )というのを持っています。他にも買おう買おうとはするのですが、コレですっかり満足しちゃってるかも。それくらい盛り盛りだくさんのアルバムです。 ゲンズブールの曲でイチバンなんて選べませんが、シャツにジーンズ、repettoの白いぺたんこ靴でタバコふかせながら歌ってた'88年のLive映像がめちゃヨカッタ「La Javanaise」がすきかな~。同じく、ゲンズブールの死から2ヶ月後に行われたバーキンのLive映像を観て感動・・・の「Je suis venu te dire que je m'en vais (手ぎれ)もイイです。コレ全部、「De Serge GAINSBOURG à GAINSBARRE」に入っちゃってますからね♪ おトクおトク。
 彼自身の・・・というよりは、彼が提供した曲を歌うオンナノコたちのアルバムを買ってしまっていることが多かったりする。。。バーキンはもちろん。フレンチPOPSの寵児・France Gallが歌う「Poupé de cire, Poupé de son (夢みるシャンソン人形)」「Les Sucettes (アニーとボンボン)は有名♪ 映画にもなったヴァネッサ・パラディ「Elisa」もゲンズブール作でした。 B.Bやアンナ・カリーナカトリーヌ・ドヌーヴなど女優陣にも楽曲提供してて、それがすべてステキなんですー。 特にゲンズブール自身も出演してる『ANNA』という映画のサントラ( HMV fnac )は'60年代おフレンチミュージカルという感じですごくすき。アンナ・カリーナの歌う「Sous le Soleil Exactement (太陽の真下で)が印象的な映画でした。夏になるとついつい口ずさみたくなるメロディです。 (←9/26 fnac試聴サイト追記)
 1991年3月2日、私がゲンズブールを知るよりはやく、彼は逝ってしまいました。パリ7区 Rue de Verneuil の彼の家の壁にはファンからのメッセージがあふれ、彼が眠るモンパルナス墓地には、手向けられるお花と彼の好きだったGITANESのタバコが絶えることがありません。今、なおカッコよいオヤジ。
それがSerge GAINSBOURG☆
 
 

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2006年9月16日 (土)

5:55

 だいぶごぶさたしてますが、おフランスのことなど。(笑)
 Charlotte_gainsbourg_1
 伝説のカップル、Serge GAINSBOURGとJane BIRKINの娘 CHARLOTTE GAINSBOURG. がアルバム「5:55」をリリース!fnac ←9/26追記しました。) 『魅少女・シャルロット(Charlotte For Ever/lemon incest)』以来、20年ぶりの新作だとゆうから見逃せません。すこーし困った顔をするところがとってもすきなシャルロットの新作、楽しみー♪ 発売から1週間経ってしまいましたが、遅ればせながら手にしてきました。わくわく。
 曲タイトル見てみたら・・・エイゴ
 今回はロンドン録音だったため、大半が英語曲のようです。フランス語学習者にはちと残念ですが、母親ゆずりのウィスパーヴォイスだけで十分十ニ分。アルバムにはAIRなど豪華な顔ぶれが参加し、曲は期待以上でした。 今のとこ「EVERYTHING I CANNOT SEE」がお気に入り。アルバム全体に漂うAIR独特のふわふわ感が、シャルロットの声にすごく良く合っていてステキです♪
 SPECIAL THANKS のところに、YVANをはじめ家族の名前とともに、亡くなった ”SERGE” の名前を見つけ、うれしくなってしまいました。家族を大切にするシャルロットらしいですね。
 La_science_des_reves_2
 結婚も子育てもお仕事も順風満帆なシャルロット。 最新主演映画にも注目! ベルリン映画祭へもノミネされたMichel Gondry監督の新作LA SCIENCE DES REVES.(The Science of Sleep)。 なんだかカワイイコメディ映画だよー。 共演はガエル・ガルシア・ベルナル!! 日本公開はまだ未定とのことですが、すごーく観たい作品です。
 
 
 
 発明好きの父親と過ごしたせいで、未だ夢見がちな男(ガエルくん)と、男の隣人で手先が器用な女(シャルロット)の恋が、夢と現実の世界の中、展開していくというストーリー。 このチラシのボロ布でできた馬など、懐かしカワイイものがもりだくさんで、ドリーミーな作品みたい。 ガエル&シャルロットの共演、見ものですねー☆

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2006年8月12日 (土)

『ダ・ヴィンチ・コード』にまつわるetc.

Photo_96  上映終了間近の『ダ・ヴィンチ・コード』。すべり込みで見てきました。
 ・・・むぅ。
 原作を読み、大盛り上がりした私には、いまひとつ。☆2つ。
 不必要なアレンジ(ファーシュ警部の暗躍とか)加えるんだったら、必要な箇所(キリスト教の深ーいながーい話)をもっと深めていただきたかった。映画は時間が限られているので、すべて描くというのは難しい話だとわかってはいるんだけど、はしょり過ぎの感がぬぐいきれません。・・・惜しいワ。
 しかしながら、文字でしか見ていなかった景色が、大スクリーンに次々と映し出されるのは楽しかったですね♪ ルーヴルの内部やダ・ヴィンチの絵画たち。クリプテックス。行ったことのないイギリス、ロンドンの風景。とりわけラストあたりでお目見えするロスリン大聖堂は圧巻でした。 +シラスの演技が素晴しい! 原作のイメェヂそのままだったのは、シラス、あなただけでした。
 結局のところ映画『ダ・ヴィンチ・コード』は、キリスト教の深ーいながーい話を知るきっかけとして、良い作品だったかもしれません。 公開後も解説書がどんどん発刊されているし、いろいろ勉強してみようという気になりました。
 (「THE NEW YORKER」THOMAS BACHTELLのイラスト)
 
 映画についてはこのくらいにして。。。(笑) ずいぶん間が空きましたが、『ダ・ヴィンチ・コード』考察その②! ( その①は コチラ. ) 今回はフランスに伝わる宝物のお話です。 映画の元ネタとなったものも含め、約5つが語り継がれているようです。 なんか徳川の埋蔵金探しのようですね。
 
 【L'histoire de Trésor en FRANCE】 
  
 ・地中海に沈没したままのローマ時代の商船
   交易の帰りに、お宝をたっぷり積んだまま地中海へ沈んだとか。
 
 ・フランス革命時代の家宝
   革命時、外国へ逃亡したブルジョワジーたちが、母国に隠しておいた財宝がどこかに・・・?
 
 ・Saint-Louis (ルイⅣ世)の財宝
   ”黄金の時代”と称されるほど、繁栄していたルイⅣ世の時代に、隠された財宝。
 
 ・テンプル騎士団の財宝
   聖地エルサレムの守護の目的で結成され、13日の金曜日に滅ぼされるまで、絶大な富を築いてきた騎士団。 その拠点跡には彼らのありあまった財宝が隠されているそう。 彼らの富の源が”聖杯”なのか否かはナゾ。
 
 ・レンヌ・ル・シャトーの財宝
   西ゴート族の聖地 Rhedae:Rennes le château に赴任してきた、ソニエール神父が、教会の修復中、祭壇に隠されていた秘密の羊皮紙を発見し、以後富を得たというもの。
   ソニエールといえば、『ダ・ヴィンチ・コード』冒頭で登場する、ルーヴルの館長の名前と同じ。 神父のソニエールも、何かとんでもない秘密を知ってしまったのでしょうか・・・??? ちなみにRennes le châteauには、マグダラのマリアが祭られています。
 
 聖杯伝説と共に、これらもまだ未発見のお宝ばかり。 フランスへ行かれたの際は、宝探しのこともチラと考えて旅してみてください。 ロマン広がりますよー♪
 

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2006年7月25日 (火)

Coup de Boule

 今さらですが、ZidanのW杯頭突きソングが話題( キサイトニュース )になっています。(この話題について来れない方はコチラ: D'abordet puisfinalement
 la Plage Records で聴けるということで、さっそく試聴してみました。

 Zidane il a frappé, Zidane il a tapé
 Coup de boule
 
 Zidaneがたたく、殴る
 頭突き!

 
 この繰り返しで盛り上がり、「à  droite(右へ)」「à  gauche(左へ)」「avant(前へ)」「arrière(後ろへ)」 Coup de boule!(頭突き) とリピートされます。
 
 おもしろかったのが、トレゼゲ、バルテス、スポンサーの反応を歌った後に、「Mais Chirac a bien parlé(それにしてもシラク大統領はしゃべりすぎ。)」と加えたところ♪ おフレンチギャグだよぉ。

 最後はナゼか、「Et Trézéguet, guet, guet  Et Trézéguet (そしてトレゼゲは・・・トレゼゲは・・・)」で終わります。「tapé」「frappé」etc 皆「é」終わりということで、語呂が良かったのかしら・・・トレゼゲ(é)。

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2006年7月21日 (金)

ケンカ両成敗

Zidane_1  なんだかすっきりしないまま終わったW杯。Le fabuleux destin de Zinedine Zidane の伝説だけを残して閉幕してしまいました。ようやく20日、FIFAからZinédine Zidane(Zizou)とMaterazziに対する罰則処分がなされたようです。 ジダンに対する処分は、3試合の出場停止と4,800ユーロ(約70万円)の罰金。ジダンは引退しているため、出場停止処分の代わりに3日間の社会奉仕活動を行うそうです。
 かたや、すっかり悪者のマテラッツィには、2試合の試合出場停止と3,200ユーロ(約45万円)の罰金処分。人種差別的発言についてはシロだったようですね。ふー・・・コワ。マテラッツィはこの処分により、2008年の欧州選手権予選2試合を欠場するとのことです。その一戦は皮肉にもフランス戦なのでした。コワ。。。

 やったやらない。言った言わない。でモメるのって、結局は水掛け論。今となっては真実は藪の中なので、どちらかがゼッタイに悪くて、どちらかが被害者とは決めれないのが勝負の世界。しかしせっかくのイタリアW杯優勝ももやもや薄れてしまうほどの事件でしたねー。イタリアは今、セリエA疑惑問題もありますから、なんかゴタゴタしている間に終わってしまって(マテラッツィ以外の)選手がかわいそう。殊ジダンに関しては、”別の意味で”一生頭から離れることのない試合の記憶でしょう。ジダンにはぜひ監督となってW杯に帰ってきていただきたい!そして今度こそ優勝カップを手にしてほしいと願っています。ガンバレ☆Zizou!

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